音で近未来を作り出すアーティストMadeonの現実逃避する時に聴きたい音楽5選
フランス出身の25歳若手エレクトロミュージックプロデューサー"Madeon"はご存知だろうか。
今迄、数々のRemixやオリジナル曲をリリースしてきた彼は単にEDMというジャンルだけで語りたくはない。
彼を一躍有名にしたのがこの動画だ。
この音楽は、既存に存在する39曲の楽曲を混ぜて作り上げた1曲である。
この演奏方法をマッシュアップと言うのだが、並大抵の音楽知識では出来ない職人技だ。
まず世の中にある無数の音楽の中から、ある曲の一部分だけを切り取って繋げていく訳だがその切り取る部分も1秒間だけであったりする。
その繋ぎをいかに違和感なく、そしてリスナーを興奮させれるかが技量に関わってくる。
そんなこの技を彼は17歳で成し遂げ注目された。
実際に使われている音楽を紹介した記事があったので、聴き比べてみるのも面白い。
さて、そんな彼はRemixやマッシュアップのみでなくオリジナル曲も沢山リリースしている。
特徴としては、エレクトロな音を上手く使って正に『Madeon』という美しい世界を表現している。
彼は、日本のアニメやゲームの文化に関心があるためか非常に日本人にも聴きやすい楽曲が多いと感じる。
" 誰もが現実逃避したくなるくらい辛くなる時があるはず。
そんな時に
例えば、ゲームに没頭したり
例えば、読書に没頭したり
例えば、映画に没頭したり
人によって方法は沢山ある。
幾多ある中でも、『Madeon』という美しい世界で近未来を感じてみるのはどうだろう。
立ち並ぶ高層ビルと全てのモノがインターネットと接続された未来。
情報が飽和した風景は美しいネオンで輝き、SF映画の様な幻想が現実となって都市を作り上げる。
頭の中で出来上がったその都市を駆け抜ける。
洗練された美しいメロディーの旋律を辿って。
きっと彼の音楽を聴くと、その音の壮大さにちっぽけな出来事がどうでもよくなってしまう。 "
- Dream Dream Dream
美しいコーラスのイントロから意識が吸い取られていく。
- Cut The Kid
鋭く切れたキーボードがステップを誘う。
- Beings
正に始まりを表現する様なイントロにセンスを感じる。
- Shelter
ポーターロビンソンとのコラボというだけで間違いない一曲。
MVもアニメで描かれていて上手く曲の世界観が表現されている。
- Finale
SUZUKI NEW WAGONのCMにも採用された楽曲。
そろそろ現実へ戻ろうか‥という時に。