グルーヴは都市にある。

音楽には、風景があると思います。この音楽を聴けばあのシーンが蘇る。あの音楽を聴けばあの人のことを思い出す。そのような音楽が独自に持ったstoryを綴っています。是非、掲載曲を聴きながら私の"story"を読んで頂きたいです。その音楽から見えた風景を貴方と共有したいと思っています。

【eill】という閉ざされていた世界の幕開けから2年後、SPOTLIGHTが彼女を照らす。

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2018年6月に発表したデビュー曲「MAKUAKE」はまさにeillという閉ざされていた世界の幕開けだった。


20歳とは思えない歌い回しと楽曲センスにコアなリスナー界隈からは注目の的だった。


甘くハスキーだがどこか華奢さが残る歌声がよりセクシーな雰囲気を生み出す。


また何より歌声の表現力が高く、鼻にかけるようなときもあれば急に吐息混じりでメッセージを伝えてくる。

 


そんな表現豊かな彼女は、作曲としても多才さを発揮している。

 


デビュー曲MAKUAKE も彼女が作曲だ。

 


シンプルなコード進行だが最後までリスナーを飽きさせないのは彼女の歌声はもちろん、各楽器のフレーズも秀逸だからだろう。

 


これだけ歌えて曲まで作れるというのはかなりの逸材だと思う。


そんな中、最近公開されたMVも是非、聴いていただきたい。

 色鮮やかな映像とカット数の多さがアップテンポな曲調をより加速させる。

 

曲名は「FAKE LOVE」

ロックテイストでありながらお洒落なK-POPテイストにしっかりと味付けをしている。

ライブなんかでは盛り上がること間違いないぶち上げチューン。

 

MVの映像はeillの韓国音楽が大好きなところがたっぷり表現されている。

こういう、アーティスト自身がやりたい演出をしっかり表現してくれるというのはリスナーはもちろんアーティスト自身のモチベーションを上げてくれるだろう。

 

ご覧になったようにMAKUAKEから2年後、彼女の成長っぷりには目を逸らせない。

 

デビューからの成長した彼女は全てにおいて至高。

 

洋楽やK-POPのようなメロディーに日本語を乗せたような旋律。

 

そしてあまりにもカッコよすぎる身振り。

センスのいい女子中高生達を虜にさせる。

だけど音楽好きの2、30代にも聞きやすい音楽であるとも考えている。

 

つまり結論、『彼女本物ですね。』

 

個人的に今の日本若手シンガーシーンでベスト3に入るレベルで注目している。

日本若手女性シンガーを引っ張ってくれ。 

 

 その姿をずっと「SPOTLIGHT」で照らし続けてくれ。