【渋谷】で通なcity boyがクラブ帰りに聴きたいチルい邦ヒップホップ 10選
「あー、飲みすぎたー。何時?いま。」
「4時半くらい。」
「まだそんな時間かよ。始発~。」
「うっせ。お前が『終電なんか忘れちまえ』って言ったんだろ。」
「…忘れた。」
道端に捨てられた空き瓶と散乱するごみ袋。
夜が明ける時刻もまだ都市はネオン色に染まっている。
道玄坂を上った脇道に座り込み、雑居ビルで囲まれた狭い空を見つめる。
東京随一のカルチャー街、渋谷
そんな中でも
渋谷=HIPHOPというイメージは強いのではないのでしょうか。
現に、邦楽ラッパーのリリックには渋谷を想起させるようなワードが他の街に比べて圧倒的に多い。
PV撮影率もダントツなんじゃないかな。
やはりそれだけHIPHOPは渋谷を意識している。
さ、今回はそんな街、
【渋谷】で通なcity boyがクラブ帰りに聴きたいチルい邦ヒップホップ 10選
を選んでみました。
- 渋谷で遊ぶcityboyのテーマソング。
サブカルボーイ PUNPEE × 気だるいビートメイカー STUTS
正直見た目はあんまだけどラップさせたらクソかっこいいPUNPEE
実は水曜日のダウンタウンのOPもPUNPEEなんですよ。
そしてトラックは、最近星野源のバックでMPC叩いてるSTUTS
なんかね、星野源はバンドにSTUTSが入ってからかなり邦HIPHOPを意識してると思うんだよね。
元から相当の音楽通だとは思ってたけど。
まぁ星野源が虜になるくらいSTUTSのトラックには独特の特徴があって。
ジャジーなサンプリングなんだけど和の雰囲気もしっかり残してるというか。
そんな2人がコラボしたこの曲良くないわけがない。
- 疲れた耳には甘いフィメールラップを。
XLARGE®×X-girl×chelmico『Timeless』
ここ最近だと、爽健美茶のcmソングも歌ってますね。
人気急上昇中の女性ラップコンビ chelmico
彼女達がブレイクするかしないかの瀬戸際に発表された今回の楽曲。
個人的にchelmicoの中で一番好きです。
特に2バースのレイチェルパートはやばいっすよ
勝手に身体が動きます笑
あとね、イントロが妙に宇多田ヒカルのfirst loveに似てる。
聴き比べてみてください。↓
似てない?
サンプリング元これなのかな?
と堀り癖はここまでにして、、、。
最近のフィメールラッパーは侮れない。
- 洗練された世田谷クルーに酔いしれて
世田谷出身で構成されたクルー
DJ、フィルムメーカー、トラックメイカー、エンジニアなどマルチな才能を持つメンバーがいます。
このクルーに最初に目をつけたのがokamotosのレイジみたいですね。
その話はこの動画でされてます。↓
なんか世田谷区って東京の中でも、洗練されてるイメージないですか?
まさに、kandy townはそれを象徴してるように思う。
日本にもたくさんヒップホップクルーはいるけど、このクルーはずば抜けて洗練されたイメージがある。
各個人もみんな、派手さはないけどかっけーって感じ。
ラッパーのIOはフェンディ、Diorのモデルもやってるんだけどそんじょそこらのモデルよりかっこいいよ。
def jamと契約してアルバム発表もしたり、、、
かといってIOだけじゃなくて他のメンバーも他に要チェックなラッパーいるからまた紹介していきます。
- 極上メロウなビートと生々しいリリック
個人的に、今回の
【渋谷】で通なcity boyがクラブ帰りに聴きたいチルい邦ヒップホップ
という括りじゃこの曲が一番。
かくいう僕も、よくクラブ帰りに聴いてました。
ほんっと気持ちいいですよね。
hokutoのトラックも唾奇のラップも。
なんか自然と瞑っちゃうような。
ないですか?そういう音楽。
あー、気持ちー!みたいな。
まさにそれ。
もしなかったら聞いてみて。
ほら、目瞑ってない?
- ryohuみたいな歩き方で道玄坂を下りたい時に
Ryohu - All in One (Official Music Video)
まずこちらのMVをご覧ください。
これ見ちゃったらね
いつか
いつか
真似してますよ、この歩き方。
これ聴きながら、道玄坂なんて下ったら一人前のall in one!!
ごちゃごちゃしてるけど夜の道玄坂からスクランブル交差点見下ろす風景って綺麗だからね。
- 今夜、歩いて帰れるだけの酒を飲み
C.O.S.AとKIDのWネームで発表された LOVE
トラックはJJJ
JJJなんでトラックはまぁ間違い。
今回、推したいのはリリックですね
音楽作ってる人や、それを夢見てた人にはうるっときちゃうんじゃないでしょうか。
- 色彩豊かな音の世界へ現実逃避
この人のピアノフレーズはどの曲も秀逸です。
大体がループするスタイルのトラックなんですけど
どの曲も最後までそのフレーズに飽きないんです。
曲が終わりかけると、もうちょっと続いて~
って心の中で叫ぶくらい。
ま、結局またイントロから聴くんですけど。
西原さんとは実際、お会いして話したこともあるんですけど
相当なオーディオ好きらしいです。
Acoustic Reviveによるルームチューニング完了。アコースティックコンディショナーRWL-3とWS-1のみで相当すごい音になりました!レイアウト変更で困っていたことが解決。自分史上ベストなモニター環境をさらに更新中です。いつもながらすごい。 pic.twitter.com/1UmgZRGflp
— Kenichiro Nishihara (@N_UNPRIVATE) 2019年5月1日
こちらのツイートなど、、正直何言ってるのかわかんないですけど
彼の曲の気持ち良さは肥えた耳があるからこそのミックスも関係してるのかな。
- スムースな音と共にチルな場所へ
TAKA名義で『高校生RAP選手権』に出場し、大きく注目され、以降はMC名を変えて精力的に活動を展開してきたWILYWNKA
関西を拠点に、レゲエDJで着実に地盤を作るVIGORMAN
沖縄の唾奇、「韻シスト」のMC BASIにも楽曲を提供するメロウプロデューサーGeG
この3人で構成された変態紳士クラブからのGeGソロ作
まぁ、結局WILYWNKAもVIGORMANも歌ってるんでほとんど変態紳士クラブなのですが笑
プラスアルファで唾奇と韻シストからBASIも参加してます。
GeGのメロウなトラックには絶対、唾奇の気だるいフロウは合うと思ってたのですがまぁ想像以上にハマってますね。
BASIは韻シストからのクールな風を運んできてますね。
少しチャラさのあるGeGのサウンドにこういう声は曲自体を締めてくれます。
- 急かされた毎日からたまにはゆるくいこうぜって時に
「THE OTOGIBANASHI'S」「creative drug store」に所属するBIM
2012年デビューのTHE OTOGIBANASHISは、1st アルバム『Pool』で既にPUNPEE.オカモトレイジから目をつけられていた鬼才集団。SNSで拡散され、東京ストリートシーンで活躍していた。
その後、THE OTOGIBANASHISの制作スタッフも含めた集団creative drug storeを作り上げさまざまなカルチャーへ進出を果たす。
そんな中で、特に支持されアイコン的存在のBIMの音楽は間違いない。
彼の服装や雰囲気同様、ゆるくかっこいい音楽は渋谷の朝方にぴったりだろう。
- 元祖おしゃれ邦rappin
エロティックとクールさとセンスが詰め込まれた楽曲
今、見直してもだいぶ攻めたMVですよね。
RIPだからまかりとおるというか笑
夜中に、聞いちゃうとまたパーティーに戻りたくなっちゃいますね笑